よい日取り
更新日:2022/11/08
皆さまこんにちは(ㆁᴗㆁ🌸)
アイテリアナカムラのℳです。
今日は皆既月食ですね。
晴天なので良く見れそうな気がします🌟
日本は建物を新たに建てる時に地鎮祭、骨組みが建って柱や梁の上に棟木を上げる際に棟上式という儀式が行われることが多いですね。
日本の神様は、八百万の神と云われ、八百万とは神様が八百いるという意味ではなく、「ハ」が神聖な数字で無限に近い神様が存在することを表しているそうです。
そんな神々のうち土地に宿る神々に許しを請い、末永く見守っていただけるように祈願する習わしです。
地鎮祭の日取りは、暦の上で「経つ」「成る」といった意味を表す日である 「大安」「先勝」「友引」のうち都合の良い日を選ぶ とか 午前中に執り行うのが一般的と言われますがリフォームの日取りはどうなんだろう❔❔と素朴な疑問から調べてみました。
日本人は何か物事の節目は吉日なのかを気にすることが多いとおもいます。
私なんかは宝くじは大安をはじめ、一粒万倍日・寅の日・巳の日・天赦日を選んで買います。(まだ何の恩恵も受けられていませんが・・)
建築に関して縁起の良いとされる日のことを建築吉日といいます。
一般的に「大安(たいあん)の日は縁起が良い」と言われていますが、これは六曜(ろくよう)という吉凶の見方を用いたものです。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口と、カレンダーにもよく書かれているのを目にするかと思います。
これに対して、建築吉日は十二直(じゅうにちょく)という六曜とは異なる見方で吉凶が決まります。
十二直とは、主に建築関係で伝統的に使われている暦です。
十二直(じゅうにちょく)は、暦注の一つで、建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉のことである。暦の中段に記載されているため、「中段」「中段十二直」とも呼ばれる。「直」には「当たる」という意味があり、よく当たる暦注だと信じられていたと考えられる。北斗七星は古代から畏敬の念を持って見られた星座の一つであるが、この星の動きを吉凶判断に用いたのが十二直である。
このうち建・満・平・定・成・開が建築吉日とされています。
たつ(建):吉日
吉日:万物を建て生じる日
:神仏の祭時、祝い事などすべて吉。動土は凶
[吉]
建(たつ)の意味から最吉日とされています。
事始によい日で、神仏の祭祀・棟上・衣服の着始め・婚礼・開店開業・新規事業の開始・移転・旅行に大吉。
[凶]
土木工事・屋敷内の動土・蔵開きは凶。
(動土・・・開運法の一種で吉の方角から土をもってきて家に撒くというもの。)
みつ(満):吉日
吉日:すべてが満ち溢れる日
:婚礼、祝い事、移転など吉。鍼灸には適さず
[吉]
「すべてが満ちる」という意味を持ち、新しく物事を始める日に最適。
万物満ち溢れる日ですが、何事も控えめが良し。
新規事・旅行・婚礼・種まき・移転・お祝い事、会社の登記、開店は吉。
[凶]
土木工事・動土・鍼灸は凶。
たいら(平):吉日
吉日:物事が平らかになる日
:万物に用いて吉だが、川溝掘り、動土は凶
[吉]
万事が平らに、物事が平等円満に成立する日。
婚礼は大吉。地固め・柱建て・旅行・その他お祝い事は吉。
基本的に何事も問題なく行えるとされますが、一部凶のことがあります。
[凶]
川溝掘り・土を掘ったり、埋めたりする動土は凶で、犯せば災いあり。
一般の人があまり気にしないでよいことが凶で、建築関係で十二直の注意する日です。
さだん(定):小吉日
小吉日:善悪が定まってとどまる日
:縁談、売買契約など約束事、祝い事など吉
[吉]
物事が定まる日とされ、「善悪が定まる」という意味。
建築・開店・開業・売買・縁談・結納など約束事や結婚のお祝い事・移転・種まきにも吉。
[凶]
訴訟・旅行・動土・普請・造作には凶。
なる(成):小吉日
小吉日:物事が成就する日
:婚礼、開業、移転など吉。訴訟事は凶
[吉]
何事も成功する日。結納に大吉。
新規事の開始・婚礼・種まき・移転・開業・開店・普請・祭礼において吉。
[凶]
訴訟や談判事には、凶。
ひらく(開):半吉日
半吉日:開き通じる日
:婚礼・普請造作には吉。不浄のことに適さず
[吉]
運気が開く日なので、開店・移転・婚礼・地鎮祭・棟上等建築関係に吉。
[凶]
不浄のことに適さずというのは、葬式などを忌むということになります。
よって、葬式・便所造りなどの不浄事には凶。
いままで意識していないことも知ると急に気になってしまいます。
暦の上で凶だからとってダメと決めつけなくても
いろいろな見方・見解があるように物事の捉え方だと思うので参考にしてみると良いかもしれません。