電球の世界
更新日:2016/03/30
吹く風も柔らかな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか
お部屋のインテリアにこだわっている人は多いですが……電球はいかがでしょうかなんとなく寝室にはオレンジ色っぽい方がいいような気がするし、LED電球 は初期投資がちょっと高いけどコスパがいいらしいし~となんとなく耳にした情報やそのときの気分で決める選び方をしていませんか
リラックスできるかどうか、そしておしゃれなお部屋かどうかを最終的に決めるのは天井の照明や間接照明たち
いくら自慢のインテリアグッズに囲まれていたとしても、灯りが今一つだと急に
ガッカリな印象になるかもしれません……
今日は絶対に失敗しないお部屋や場所に合わせた電球の選び方をまとめてみました
一言で電球といっても、さまざまな種類がありますよね
代表的な3つのメリットとデメリットをまとめてみました
LED電球
◎メリット
・耐久時間が圧倒的に長い
→蛍光灯の寿命は6,000~12,000時間程度(約3年半)、LED電球は4~6万時間(約11年)
・省エネでエコ、電気代の節約に
→蛍光灯の熱量40~50%削減
・外に設置しても虫が集まらない
・熱くならない
×デメリット
・初期の導入コストが高い
・熱に弱いのでバスルームなどの使用は不可
・ほかの照明に比べてやや重い
・光にムラが生じることがある
※最近のLED電球はこの弱点をカバーしたものも登場。
電球型蛍光灯
◎メリット
・LED照明には劣るが白熱電球よりも寿命が長く消費電力も少ない
・白熱電球よりコストが優れている
×デメリット
・同じぐらいのワット数というものを買っても少し暗い。
・点灯・消灯を繰り返す事で寿命が縮む。
・大きい。口径が同じでも電球サイズによっては取り付けできない。
白熱電球
◎メリット
・すぐに明るくなる
・とにかく単価が安いので初期投資額が少ない
・環境によって明るさが左右されない
×デメリット
・消費電力が高く、単価は安くても電気代コストがかかる
・発熱するので使う場所を選ぶ。(さわるとすごく熱い)
・LED照明や電球型蛍光灯の登場により生産中止のメーカーが増えている
白っぽい光とオレンジっぽい光……色の違いは?
分かりやすい例でいうと、コンビニは白っぽい光でとっても明るいですよね反対に雰囲気のいいバーやレストランはオレンジ色っぽい光で包まれているはず
蛍光灯や電球には色があり、それぞれに合った用途で使い分けると良いでしょう
白っぽい光は「昼光色」、オレンジ色っぽい光(赤っぽいとも表現されます)は「電球色」と呼ばれてますが、メーカーによって少々呼び方が異なったり、細かく分かれていないケースもある様子。基本的には下記のような電球の色が存在しています
昼光色・昼白色・白色・温白色・電球色
←白っぽい 赤っぽい→
一般的に白色に近い方が頭が覚醒するとされています。朝日を浴びると「新しい一日がはじまった~!」と頭がスッキリしますよね。白っぽい光はそういった朝日を連想させる効果が期待できるでしょう
逆にオレンジ系の照明はリラックスさせてくれる様子。古代、もちろん電球などありませんから、暗くなったときにはたき火で灯りをともして生活していました。その習性から、火を連想させる暖かい色合いの光は人間に落ち着きを与えてくれるのだとか
こう思うと朝日の白、そして炎のオレンジ……と大昔の人たちが感じていたことを電球で再現しているといってもよさそうですね。
うーん、ロマンです
上記の電球色の違いと名称を覚えておけば
「イメージと違う電球だった……」
なんて後悔することはありませんよ
調べてみるとなかなか奥が深い電球の世界。お部屋にあった電球と照明器具を選べば一気にお部屋の雰囲気がおしゃれになるだけでなく、ゆっくりとリラックスできるようになったり、仕事の効率があがったりするかもしれません
インテリアだけでなく、ぜひ電球にもこだわってくださいね